海上コンテナとは、海上輸送用の規格サイズが国際的に統一されているコンテナのことで、国際規格化機構(ISO)により寸法、強度、外形などが規格化され、主にアルミニウムやスチール製で作られています。
海上コンテナは「シャーシ」と呼ばれる専用トレーラーを、トラクターヘッドで牽引します。
その為、シャーシにはエンジンが搭載されていません。
統一規格で製造され、積載物に合わせ、ドライコンテナ・オープントップコンテナ・サーマルコンテナ・タンクコンテナ・バルクコンテナの5タイプがあります。
頑丈なだけではなく様々な形状の貨物に対応し、高い輸送品質を実現できることなどがコンテナ輸送のメリット。
2018年に行われた全日本トラック協会の発表では、国内物流の約90%(トンベース)の輸送がトラックによって行われ、コンテナ輸送とトラック輸送は非常に密接な関係にあります。
コンテナ輸送には大型牽引貨物自動車が用いられ、特殊車両通行許可申請を行い、許可を受けたルートを走行します。
