伝統・文化・イベント 安房の三名工 観光名所・旧跡

金剛山 小網寺

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◎御本尊:不動明王
◎宗派:真言宗智山派

和銅3年(710年)の創建と伝えられ、古くは大荘厳寺と呼ばれました。
行基、良弁、弘法、慈覚大師などが来山し、弘安5年(1282年)には密教修行の道場として、「安房の高野山」といわれるほど栄えたとのことです。

本堂向拝には、松を横たえた虹梁の上に親を見つめる子どもを抱く龍の彫刻があります。
肘木には波間から姿を見せている篭彫りの亀・鯉などが彫られ、その他巻毛の流れが精細な彫りです。
木鼻の獅子・獏、桁隠にも飛龍、手狭に羽を広げた鳳凰・麒麟が外側・内側から見られるように彫られています。
正面欄間5か所には松に鳥、右側欄間2か所には牡丹に獅子などが飾り彫りされ、いずれの作品も流れの表現が素晴らしい義光78歳の作品です。
龍の背面に小網寺第44世良範による後藤義光を称えた文が刻まれている。

【梵鐘】
本堂の前、瓦葺きの鐘楼にかかる梵鐘は、昭和36年(1961年)国の重要文化財に指定される。
鎌倉時代の弘安9年(1286年)に鎌倉の名工 物部国光が製作したものです。
総高107.5cm、口径62.1cm。
鐘の周囲に刻まれている銘文から大願主金剛仏子隆尊が極楽往生の世界を願って金剛山大荘厳寺に寄進したものであることがわかります。
伝説によるとこの鐘は、近くの平砂浦海岸に打ち上げられたもので、撞いた響きが「小網寺へ」と聞こえたので寄進されたとのこと…
この鐘の音は、ご詠歌にも詠まれています。
瓦葺きの鐘楼にかかる梵鐘は、鎌倉時代の弘安9年(1286年)に鎌倉の鋳物師物部{もののべの}国光が製作したもので、総高107.5cm、口径62.1cm、昭和36年(1961年)に国の重要文化財に指定されている。鐘の周囲に刻まれている銘文から大願主金剛仏子隆尊が極楽往生の世界を願って金剛山大荘厳寺に寄進したものであることがわかる。

【安房国札三十四観音の第32番札所】
仁王門をくぐり急勾配の苔むした石段46段を上り詰めると、三間四方の観音堂がある。
明治初期の建築で、大正12年(1923年)の大震災を免れた古い建物。
安房国札第32番の札所で、木造聖観世音菩薩立像(像高110cm)が厨子に安置されている。
檜材で、左手に蓮華を持ち、右手は蓮弁に添え、腰はやや左にひねったお姿。
平安時代後期の作で館山市の指定文化財。
堂内には「はるばるとのぼりてみれば小あみさん かねのひびきにあくる松かぜ」の観音札所御詠歌額と、「御手にもつはちすのいとの小あみ寺 いかなるつみもここにあらめや」の和讃の額が掛けられています。

所在地:千葉県館山市出野尾859(MAP)

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